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LIM成形(リキッド インジェクション モールディング)用金型について

LIM加工された液状シリコンゴムが、固有の用途だけでなく、原料コストが下がるにつれて一般ゴムを代替する用途にも採用されています。
当社の金型は、射出成形機メーカーの金型部門として、完成後、成形試作をして最適成形条件を付けて納入致しますので、LIM成形に対する
ノウハウが全くない企業でも納入後直ちにフル生産出来ます。お客様が競合メーカーに対して差別化することにご協力できます。

1)LIM成形の特長、普及した理由

  1. 原料メーカーで成分を調整済みの規格品が供給されるので、原料の前準備工程が不要で、保管がらく。
  2. 成形時の作業環境が良い。
  3. 硬化時間が短く、(同じ肉厚の場合、圧縮成形に比べて数分の1である。したがって、金型の取り数を数分の1 にできる。)生産性が高いことにLIMの効用性がある。
  4. 液状シリコンゴムは 清潔感があるので、医療器具,食品器具などにも違和感なく使われる。
  5. 柔軟弾性原料として、TPエラストマーと競合するが、シリコンゴムはコストが高い代わりに耐熱性,弾性の耐久性,感触ですぐれている。
  6. フィラーを含むものは、収縮率がほとんどゼロである。
  7. プライマリーのコーティング処理なしでの複合接着成形が可能になり、高機能性,高付加価値化が図れる。
  8. 原料が低粘度で、低圧成形が可能で封止物を痛めない。

2)製品用途としては特に次の様な成形品が上げられます

  1. 清潔感を活かした成形品
         医療器具,食品機器用パッキン類,哺乳瓶乳首,カテーテル部品

  2. 耐熱性を活かした成形品
         アノードキャップ,グロメット,プラグブーツ,耐熱パッキン類,魔法瓶のパッキン,弁当箱のパッキン

  3. 弾力性の長寿命,透明性を活かした成形品
         パソコンのキーボードのゴムパット,潜水マスクパーツ

  4. シリコンゴムのオフセット性,耐熱性を活かした部品
         複写機,ファクシミリなどのロール

3)当社実績金型の特徴

  1. LIMの金型技術としてはコールドランナー金型が普及し、ランナーロスを削減、ノーバリの成形が実用化されつつある。原料ロスを削減している。
  2. 金型温度制御は、ごく一部の低粘度原料用を除いて、一般熱硬化性樹脂用と同じ150-180℃前後の条件である
  3. 一般ゴムと同様に、成形品の周辺にバリ取り溝を設けて、バリの除去を容易にすることも行われている
  4. 金型を真空雰囲気とすれば、アンダーカット部分や行き止まり部へも充填が可能になる
  5. パーティングラインのない円筒金型で研削をしない方式のロール金型の製作も可能
  6. コールドランナー金型ではランナー部とキャビティ部は温度差があるので、相互間で熱膨張差を吸収する構造としている。
  7. コールドランナー金型で、キャビティの間に小スプルー、小ランナーを設ける構造が簡便だが、製品に直接ピンポイントゲートを設けることも可能になってゲート径0.2ミリまで実用化している
  8. キャビティのピッチは制約されるが、油圧,エア,スプリング駆動のシャットオフノズルを取り付けることも行われる。
  9. コールドランナー型で、ランナー内の原料は硬化が進行するので機械停止中も冷却水を循環して硬化を抑えている。
  10. 冷却している金型は結露するので防錆対策とともに断熱材で周囲を被覆して保冷対策をしている。
  11. ランナーは作業終了時、万一硬化したときに内部の原料を取り除ける構造としている。
  12. 金型ではパーティングラインの精度を上げること,面圧を高めること,耐久性をもたせるための熱処理をすることキャビティへの原料の充填性をよくするためエアベントを十分に設けることなどの対策をとっている。
  13. ノズルの配置は、金型の中央、偏芯やパーティングラインなど、成形機構造と組合わせて自由に出来る。
  14. 過去150型以上の実績を持ち、お客様に高い評価を受けている。

当社は、液状樹脂金型以外にもトランスファー金型、圧縮成形用金型やゴムなどの熱硬化性金型についても35年以上の間、多くの実績を持っておりますのでご相談下さい。

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