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熱硬化性樹脂

熱硬化性樹脂成形

 熱硬化性樹脂の成形用途は車部品、電気部品、電子部品はじめ多種多様な用途があります。また、製品特性や成形法、生産方法も多種多様ですが、自動化が難しい分野といわれてきています。
 当社では、30年前から各種成形法の機械や自動化をお客様ニーズに合わせて実現してきています。

射出成形

プランジャまたはスクリュウで粉またはペレット状の材料を計量して加熱した金型内に射出し硬化させる成形法です。加熱筒は媒体などで加温して材料の流動性を持たせることにより型内にスムースに射出できます。

特徴

  1. 比較的に小物の成形品に適し、射出圧力、速度が多段制御できるのでバリが極力少なくできます。
  2. 低圧、低速制御が容易でインサートワーク等への負担を少なくできます。
  3. インラインスクリュウ式の場合計量精度が安定します。パウダー材料時にバイブレータフィーダーにより材料を供給してより計量の安定を計る場合もあります。
  4. 加熱筒を媒体などで加温して材料の流動性を上げています。
  5. インサート成形、フープ成形や自動化が容易で無人化が計れます。
  6. ガス抜き動作が容易にできます。
  7. 原料の流動特性から、射出成形困難なものがあります。

圧縮成形

硬化性樹脂の代表的な成形法で成形材料を加熱した金型の凹部(キャビティ)に入れて圧縮成形機でプレスして硬化させる方法です。

特徴

  1. 材料は通常金型のキャビティの中で溶かして、圧縮、硬化させますので、流動特性に制約がなく、すべての原料を使用できます。
  2. 流れが少なく、一様に加圧されるため、射出成形、トランスファ成形に比べて内部応力少ない製品が得られやすい。しかし、インサート物にも圧力が加わりますので、精細なインサート物には使用できません。
  3. 機械の型締力が直接製品にかけられるため、通常は大型製品や肉厚品にも適します。
  4. 型を閉じながら、成形するので、成形品の精度は出し難い。

トランスファ成形

成形材料をポットで溶かしてスプル、ランナ、ゲート等から加熱した金型のキャビティに圧入して硬化させる方法です。
ポット式トランスファ成形(タブレットをポットに入れて型のプランジャで加圧する)、プランジャ式トランスファ成形(プランジャ用補助ラムを装備)があります。
タブレットは場合により高周波加熱機等で事前予備加熱されます。

特徴(圧縮成形法と比べて)

  1. 予熱装置をうまく使えば、硬化時間が短縮される。
  2. 均一硬化により成形歪が少なくなる。
  3. 金型を閉じて材料を注入するため、成形品の寸法精度がよい。
  4. 通常カル等の材料の無駄がでる。
  5. 比較的高い型締め力が必要となる。
  6. 材量の充填材が配向し、成形品の方向性が出やすい。
  7. カル取り出し、金型清掃等含み射出成形の次に自動化が行いやすい。
  8. 原料の流動特性の制約は、射出成形と圧縮成形の中間である。

当社は、液状樹脂金型トランスファー金型、圧縮成形用金型やゴムなどの熱硬化性用金型についても35年以上の間、多くの実績を持っておりますのでご相談下さい。

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