清流高津川で舌鼓

あゆ


川底にいる魚まで良く見える  高津川は、島根県六日市町に源を発し中国山地を駆け下り益田平野を貫いて日本海へ注ぐ一級河川です。ダムが一つも無い川としても有名で、その為か透通った水が流れ清流と呼ぶにふさわしい川だと思います。四国の四万十川に優るとも劣らないと言う人もいます。
 この清流に育まれた鮎がとれ、塩焼き、フライ、せごしと食通をうならせる美味しさが味わえます。また、卵の塩漬け、はらわたの塩漬けを「うるか」と言って人気を呼んでいます。中でもお勧めなのが、鮎の白子を塩漬けにしたものがとても美味しいのですが、なかなか手に入りません。駅前の朝市をぶらついてみると掘り出しものが見つかるかもしれません。
 鮎のほかにも蟹やスッポンが有名で、蟹は茹でて三杯酢でいただきます。スッポンは鍋物やから揚げ、雑煮と楽しめますが、大抵予約が必要ですので、益田市にお泊りの際は是非予約をして下さい。
 このほかにお勧めしたいのが、高津川で取れる天然のうなぎで、丸々と太っていながら身がひきしまった何とも言えない美味しさがあります。やはり土用の丑の日あたりが最も美味しい時期になります。このあたりでは、蒲焼きは、関東地方と同じく背開きにしてたれを付けながら焼き、とても香ばしいかおりに食欲がそそられます。やはり、季節ものは予約が必要です。
飯田橋付近で水泳を楽しむ  夏になると近くの子供から大人まで川で泳いだり潜ったり、ゴリやエビを捕まえたり、川と慣れ親しんでいます。
しかし、その川も毎年、梅雨明け時期の集中豪雨では濁流となって流れて行き、自然の猛威をまざまざと見せつけられることがあります。支流に津和野川があり洪水の後などは、流されてきた錦鯉が悠然と泳ぐ姿を橋の上から見かけることがあります。
 益田市には高津川だけでなく、美しい海岸線を持つ持石海岸など自然の美しさを堪能できます。観光地としては、雪舟庭園、柿本人丸神社など見所も沢山あります。ちょっと足をのばせば、津和野、萩と言った有名な観光地も近くにあります。
 益田市への交通は、新幹線の新山口駅からJR山口線の終着駅の益田駅で下車。飛行機の場合は毎日、大阪から一便、東京から二便、石見空港行きが発着しています。車では中国自動車道の六日市インターでおり、高津川と共に益田市まで下ってきます。

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