竜ヶ岩洞

竜ヶ岩洞入口


竜ヶ岩洞 洞内  私の実家のある静岡県の三ヶ日町の隣町にあたる引佐町には、竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)という鍾乳洞があります。付近一帯は、秩父古生層という古い岩石(石灰岩)で形成されています。
 海生動物の殻から出来たこの石灰岩は炭酸を含んでおり、地下水に溶けやすいものになっています。 この石灰岩層を流れる水が岩を溶かして洞窟を形成します。そして洞窟の天井からしたたりおちる水が、空気に触れると水分が蒸発して残った炭酸カルシウムが天井と下の床に鍾乳石を形成します。これが、鍾乳洞ができる仕組みになっていますが、鍾乳石の成長は非常に遅く100年に1cm程度しか成長しないと言われています。
にもかかわらず竜ヶ岩洞の全長は1000mを超えるといいます。なぜならここは2億5千万年もの昔の石灰岩地帯に形成された洞窟だからです。そして今も毎日少しずつですが成長し続けています。山口県の秋芳洞には適いませんが、これほど大きな鍾乳洞は、なかなかあるものではないので近くに来ることがあれば一度訪れてみることをお勧めします。
 現在一般公開されているのは400m程となっておりますが、中には同じ鍾乳石でも環境の違いで異なった形状のものが数多くあり、大きいものから小さいものまでいろいろな鍾乳石を見ることが出来ます。洞窟内の温度は年間を通して平均的な温度を保っているので、夏は涼しく、冬は暖かく快適な環境で中を見学することが出来ます。
 売店には静岡県内のバスガイドさんが選んだ1のアイスクリーム屋さんがあるので訪れた際には、是非立ち寄ってみて下さい。

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